● 聴 講
 (①46:32、②28:55、③2:06、④30:40)

 

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第7講 本質論 ①

 

※講座で配布されるペーパーから

ヘーゲルが論理学の最も難解な部分といった「本質論」に入りました。

本質論は経験諸科学が見出した「普遍的なもの、法則、類等々」という、
普遍的な真の姿を対象とすること、
普遍的な真の姿は、二つのものの相互媒介関係においてとらえられ、
したがって本質論は「反省と媒介とにおける思想」であることが
示されました。

ヘーゲルは本質論において「形而上学」のカテゴリーを使いながらも
それを弁証法的に変形し、発展させているとのことです。

「同一律、矛盾律、排中律、充足理由律という
形式論理学の四つの基本法則をどうのように発展させ、
対立と矛盾という弁証法にとって
重要なカテゴリーに光を当てることになるのか注目せよ!」とのことです。

まず最初に「同一と区別の弁証法」が出てきます。
様々なカテゴリーを頭の中で整理して理解する作業が必要なようです。
何度もテキスト、講義原稿を読み直すことで少しずつ前進できる気がします。