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 (①45:29、②33:35、③0:51、④32:21)

 

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第8講 本質論 ②

 

※講座で配布されるペーパーから

本質論におけるすべてのカテゴリーは
対立する二つのものの間の反省関係、 相互媒介の関係を問題にしていること、
本質と有との反省関係は同一と区別の統一として議論されることを
まず学びました。

差異、対立、矛盾という三つの区別は
鈍い区別から鋭い区別への移行を示すこと、
対立と矛盾は弁証法にとってもっとも重要なカテゴリーであることが
形式論理学の同一律、排中律を批判しながら説明されていきます。

「世界を動かすものは矛盾である」
「或るものは、すべて『自分自身のうちに』矛盾を含むことにことにより、
運動、変化、発展するのです」
……自分自身、ひいては社会の変革可能性に確信を与えてくれるものです。

抽象化された概念の世界を苦闘しながら彷徨うなかで少しづつ、
弁証法的な思考を自分のものにできるのでしょうか?

期待してがんばりましょう。