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第11講 本質論 ⑤

 

※講座で配布されるペーパーから

「C 現実性」の総論部分の講義でした。
現実性は客観的存在の最高のカテゴリーであり、
ここでは法則と並ぶ普遍的なもの、必然性が論じられます。

可能性とは何か、偶然性とは何かを明らかにしつつ、
偶然性の対概念である必然性とは何かにたどりつきます。

客観世界は偶然性と必然性の統一として存在することも学びました。
必然性とは、「他のものによって制約されない自己関係」を意味しますが、
偶然性に媒介された外的必然性と、
自分で条件をつくり出し、絶対的に自己産出するものとしての
内的必然性とがあります。

次回はその内的必然性(絶対的相関)を学ぶことになります。