● 聴 講(①46:39、②38:22、③20:04)

 

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第12講 本質論 ⑥

 

※講座で配布されるペーパーから

「C 現実性」の各論 、
内的必然性(「絶対的相関」)である「a 実体性の相関」
「b 因果性の相関」「c 交互作用」を学びました。

実体と偶有、原因と結果、交互作用等のカテゴリーを明らかにしつつ、
人間の認識の深まり、真理への接近の度合いが
より確かなものになる過程がみごとに示されています。

交互作用において客観世界の必然性が
「対立物の統一の法則」にたどりつきます。

しかし、ヘーゲルは、客観世界の一般的かつ普遍的法則である
交互作用の適用で満足していては真理の認識に到達し得ないとして、
「必然性そのものの内的紐帯」である「概念」の世界に移行します。