● 聴 講(①43:04、②32:51、③22:10)

 

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第5講 哲学 ① 思考と存在

 

デューリングとの論争の始まりです。

デューリングの約束する「究極の決定的真理」と「社会主義的計画」、
その思想から生まれる「先人たちへの悪罵」の内容を批判しながら
デューリングの形而上学的で観念論的な議論が反駁されていきます。
ヘーゲルの『小論理学』からの引用、「反駁とは何か」が印象的です。

第1篇哲学「三分類。先天主義」デューリングの哲学は、
ヘーゲル哲学の形式のみを剽窃したものであること。
内容は、存在の根本形式と思惟の根本形式をとり違えた
「あべこべ」のものであり、
観念論的なものであることが明らかにされました。
「認識論」における思考と存在の関係において非常に重要なところです。