● 聴 講(①53:25、②49:53、③28:26)
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第1講 科学的社会主義の哲学は
人類の知的遺産の集大成
日本共産党は、科学的社会主義を「それまでに人類が生みだした
すべての価値ある知識の発展的な継承者であると同時に、
歴史とともに進行する不断の進歩と発展を特徴としている」
(第13回臨時党大会)と規定している。
科学的社会主義の学説の核心は、その哲学にある。
したがってこの規定を言い換えると、マルクス、エンゲルスの時代のみならず、
現代においても尚科学的社会主義の哲学は人類史上最高の哲学であると
主張するものに他ならない。
しかし、ここにはその結論のみが断定的に示されているのみであって、
何故そのように規定しうるのかはなんら論証されていないし、
これまでにそうした試みがなされたこともない。
本講座は、古代ギリシャから現代にまで至る
2600年の哲学史を学ぶことをつうじてそれを論証し、
この規定が決して独断論ではなく、
根拠ある正しい規定であることを明らかにすることを目的としている。
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