【広島県労働者学習協議会[新哲学講座]のお知らせ】

高村・宮中塾

長年開講していた「高村哲学」が、新しいかたちで再スタートしました。
高村是懿氏と宮中翔氏の2名による対話形式で各回のテーマの中身を解説。
その後、参加者による質疑・討論を交えて内容を深めていきます。

・2023年2月より毎月第4日曜 10:00〜12:00
 (テーマの解説20分、質疑・討論15分 × 3セットを予定)
・月1回開講を継続(2023年3月は休講) ZOOM参加可能
・受講料 1回につき500円

■受講お申し込みは……
 → フォーム
 → 電話 082-231-6140(広島県労働者学習協議会)

■当日の録音はSpotifyのPodcastで無料配信します。

【開講当日のタイムテーブル】
10:00 開 講/宮中より塾の説明
10:05 テーマⅠの解説
10:25 質疑・討論
10:40 テーマⅡの解説
11:00 質疑・討論
11:15 休 憩
11:25 テーマⅢの解説
11:45 質疑・討論
12:00 閉 講

【テキスト等】
〇レジメを毎回配布(学習内容のポイント等を要約) →配布資料倉庫
〇テキスト
 ・ヘーゲル「小論理学」(松村一人訳 岩波文庫)
 ・高村さん著「ヘーゲル「小論理学」を読む」(第2版 全4冊)

【討論のテーマ】
高村・宮中で事前に協議のうえ設定します。
3回までの討論テーマは下記を予定。変更する場合もあります。

〇第1回 2/23(祝・木)
 Ⅰ)なぜ世界を物質と精神に二分できるのか
 Ⅱ)なぜ観念論がはびこるのか
 Ⅲ)綱領はなぜ唯物論的見地と言えるのか
〇第2回 4/23(日)
 Ⅰ)「情勢を読み解く」とは、弁証法を適用して「概念」を明らかにすること」
 Ⅱ)「政治対決の弁証法」とはなにか
〇第3回 5/28(日)
 Ⅰ)ヘーゲル哲学の合理的核心とはなにか
 Ⅱ)ヘーゲル哲学は観念論か

【宮中より開講挨拶】
昨年12月に広島県労学協で30年以上続いてきた「哲学講座」が閉講されました。
「戦争か平和か」が鋭く問われるいま、「真理を探究する哲学」を学ぶことは
時代の要請と言えるでしょう。
今回の学習会は、高村・宮中の「対話」でテーマを解説し、さらに参加者との
「対話」で、内容を深めていく点に特徴があります。 弁証法の語源は「ディアレクティケー」であり、対話・問答をつうじて真理に
接近していくことを意味しています。
対話を通じて真理へ接近していく喜びを、ぜひご一緒に共有しましょう。
多くのご参加をお待ちしています。Web参加も可能です。

●宮中 翔(ミヤナカ メグル)
39歳(2023年8月で40歳)、労働組合の専従
ネット検索で広島県労学協の存在を知り、2011年開講の「高村塾」から参加