● 聴 講(①42:39、②36:08)

 

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第1講 「法の哲学」と科学的社会主義

 

「法の哲学」はヘーゲルの晩年の主著であり、
フランス革命が掲げた自由の精神に貫かれた社会科学の著作である。
エンゲルスはこの著作には
「重苦しい退屈な文章のうちに、革命が隠れている」ととらえ
「そこには、今日でもなお完全に値打ちのある無数の宝がある」と
のべている。

本講座では、科学的社会主義の立場にたって「法の哲学」を学び、
ヘーゲル哲学が世に言われる観念論ではなく、革命の哲学であること、
及びそこに隠されている「無数の宝」を学び取っていきたい。

なお「法の哲学」の「法」(独語のレヒト)とは、
英語のライトであり、法、権利、正しさ、正義などの意味があり、
ヘーゲルはこのすべての意味をこの著作に含めている。