『変革の哲学・弁証法
　　─レーニン「哲学ノート」に学ぶ』

本書は、1998年11月〜1999年9月に「レーニン『哲学ノート』＆ヘーゲルから科学的社会主義」と題して行われた講義と、2000年4月〜11月に「変革の哲学・弁証法」と題して行われた講義の内容をもとに、2001年8月に出版されました。

出版されている書籍テキストは、以下で読むことができます。
また、出版記念講演のレジュメもこちらでご覧いただけます。

＜も　く　じ＞

第一講　『哲学ノート』とレーニン

　　一、哲学とはなにか

　　二、二〇世紀の進歩と発展の方向を大きく規定したレーニン　

　　三、『哲学ノート』の意義と限界

第二講　ヘーゲル論理学と弁証法

　　一、ヘーゲル論理学とは　

　　二、有論、本質論、概念論の連関と発展

　　三、論理学はカテゴリーの必然的展開　

　　四、論理学の一般概念

第四講　本質論一

　　一、本質論の課題と構成

　　二、本質と仮象、現象

　　三、同一と区別の統一

　　四、差異から対立、そして矛盾へ

　　五、矛盾

　　六、根拠

　　七、レーニンの中間的総括

第六講　概念論一　概念

　　一、概念論の構成と展開

　　二、概念とはなにか

　　三、スピノザ批判

　　四、カント批判

　　五、論理学は内容と形式の統一

第一二講　哲学史一　哲学の歴史は認識発展の歴史

　　一、哲学の歴史とはなにか

　　二、運動をとらえる哲学の歴史

　　三、ヘーゲルの「対自有（向自有）」と「概念」の関連

第一四講　哲学史三　哲学史、歴史哲学など

　　一、懐疑派と弁証法

　　二、「歴史哲学」

　　三、「弁証法（論理学）のプラン」

　　四、「弁証法の問題について」

補論　ヘーゲルから科学的社会主義へ

　　一、哲学と政治

　　二、変革の哲学

　　三、社会発展におけるヘーゲル哲学の意義

　　四、真理とはなにか

　　五、理念

　　六、真理実践の意味

一、本書はレーニン『哲学ノート』（大月全集版第三八巻および大月国民文庫）
　　をテキストとして使用している。全集版と国民文庫のページは同じであ
　　る。同書からの引用は、文中にページ数のみ記した。
一、古典の引用は、原則としてマルクス・エンゲルス全集（大月書店）、レー
　　ニン全集（大月書店）、ヘーゲル全集（岩波書店）により、脚注として示
　　した。
一、読者の学習の便宜のため、全集以外に比較的入手しやすい文庫版、古典選
　　書版（新日本出版社）などのページ数を併記した。
一、文中、「同上書、同ページ」は単に「同」と略記し、「同上書二一ページ」
　　は単に「同二一ページ」と略記した。

『変革の哲学・弁証法
　　─レーニン「哲学ノート」に学ぶ』

＜も　く　じ＞

はじめに

第一講　『哲学ノート』とレーニン

第二講　ヘーゲル論理学と弁証法

第三講　有論

第四講　本質論一

第五講　本質論二

第六講　概念論一　概念

第七講　概念論二　主観性

第八講　概念論三　客観性

第九講　概念論四　理念

第一〇講　概念論五　変革の立場

第一一講　概念論六　絶対的理念

第一二講　哲学史一　哲学の歴史は認識発展の歴史

第一三講　哲学史二　イデア論の発生と展開

第一四講　哲学史三　哲学史、歴史哲学など

第一五講　変革の哲学・弁証法試案

補論　ヘーゲルから科学的社会主義へ

あとがきにかえて

文献案内

『変革の哲学・弁証法 ─レーニン「哲学ノート」に学ぶ』

＜も く じ＞

『変革の哲学・弁証法
　　─レーニン「哲学ノート」に学ぶ』

＜も　く　じ＞