ブックカバー

ものの見方・考え方

2008年12月に出版された同タイトルの書籍テキストを読むことができます。

 

 

<も く じ>

第一講 何のために学ぶのか

 自己紹介/科学的社会主義の学説/知は力、知は最善のもの/知は自由

第二・三講 哲学とは何か

 知の「生命の樹」/ソクラテスの弁明/「真理のために生命をささげる」/
 真理は必ず勝利する/誰でも哲学している/ゼノンの逆説/哲学的世界観/
 哲学は時代を思想のうちにとらえる

第四・五講 人間とは何か

 本質と現象/人類の誕生/自由な意志/人間とチンパンジー/共同社会性/
 民主主義的諸原理/「人間の本質」のまとめ

第六・七講 価値とは何か

 価値はより善く生きる基準/価値と当為/当為の真理/価値論の探究/「洞
 窟の比喩」/ヘーゲルの価値論/普遍と特殊/個人の尊厳/人間の尊厳/道
 徳、倫理/最高の価値は世直し

第八・九・一〇講 人間疎外

 不平等の起源/階級とは何か/搾取による人間疎外/階級対立による共同社
 会性の喪失/国家論の歴史/国家の起原/国家の本質/社会には構造がある
 /史的唯物論/社会発展の原動力/二重の人間疎外

第一一・一二講 社会は発展する

 物質は運動する/弁証法とは何か/社会は発展する/資本主義とは何か/資
 本主義の根本矛盾とは何か/資本主義から社会主義へ/社会主義とは何か

座談会「より善く生きるために『哲学ゼミ』で学習を」

 哲学のおもしろさ・「哲学ゼミ」のねらい/分かりやすく説明できる力量を
 /自己責任論とのたたかい/情勢をどうみるか/世直しの事業/スピリチュ
 アルとのたたかい/私たちの運動は駅伝

第一三講 現代日本はどんな社会か

 「戦後レジーム」/階級構成の劇的変化/「新自由主義」型国家独占資本主
 義

第一四・一五講 階級闘争とは何か

 自然の発展史と社会の発展史/階級闘争の三つの形態/国家独占資本主義の
 もとでの階級闘争/政党間の政治闘争/現代日本の政党/国民が主人公/人
 民の導き手

第一六講 理念とは何か

 真理とは何か/理念とは何か/真理がわれらを自由にする/必然から自由へ

第一七講 現代日本の理念

 理念は現実的である/現代日本の二つの特徴/現代日本の理念

第一八・一九講 中小業者のものの見方・考え方

 中小業者の役割/中小業者をとりまく状況/中小業者の「ものの見方・考え
 方」/自己責任論/政治責任論/自己責任論と政治責任論の対立/誤謬から
 真理へ

第二〇講 民商とは何か

 世界に誇りうる運動/役員と事務局員との団結

第二一講 団結こそ何ものにも勝る力

 会議力発揮のために/知は力/会員が主人公

第二二・二三講 より善く生きるために

 民商運動と生き方/生きがいとは何か/価値論とは何か/最高の共同性は最
 高の自由/世直しの事業は最高の価値ある生き方/民商運動は最高の生き方
 /まとめ

あとがきにかえて

 

 

本書の利用にあたって

一、マルクス・エンゲルス、レーニン全集からの引用は大月全集版により、マ
  ルクス・エンゲルス全集はただ「全集」と略記した。
一、『資本論』からの引用は社会科学研究所監修、資本論翻訳委員会訳(新日
  本出版社、新書版全一三冊)による。
一、ヘーゲル『小論理学』からの引用は松村一人訳による。(岩波文庫、全二
  冊)
一、ヘーゲル『法の哲学』からの引用は藤野渉、赤澤正敏訳による。(『世界
  の名著ヘーゲル』中央公論社)
一、文中「同上書、同ページ」は単に「同」と略記し「同上書二一ページ」は
  単に「同二一ページ」と略記した。